どぶろぐ。

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働き蜂の憂鬱 その4

<前回までのあらすじ>
私の家に、ケーブルテレビの宅内工事のため、業者がやってきた。
時間差でやって来ては、異口同音に蜂の話題をする3人の作業員。
適当に相槌を打ちながら、密かに変なあだ名を勝手につけて、
細かいことを大げさに突っ込む、心の魔王どびんであった。

<参考>
働き蜂の憂鬱その1その2その3

<登場人物紹介>
私 : 著者、HNどびん、主婦。夫はすもぞう。
絹サヤ君 : 若いイケメン作業員。営業担当。空気が読めない。
イガグリさん : 30歳前後の作業員。技術担当。いい人。
アトピー隊長 : 作業員。他の二人の言葉使いから考えて、最年長と思われるが、
           敬われている気配がないので、上司かどうかは不明。

<本編>

別室での作業も終わり、私たちは最初に入った部屋へ集まった。
この時点で、アトピー隊長が、蜂の話題と公務員の悪口以外、

何の作業もしていないことを気にしてはいけない。

この日は、6月だというのに気温が30度にも達する勢いで
湿度も高く、じっとしているだけで汗ばむような蒸し暑い日だったが、
冷房が苦手な私は扇風機のみで過ごしていた。

当然、作業員たちもそれに従ってもらったわけだが、
私も鬼ではないので、作業が終わったのを見計らって
冷えた麦茶を出したりしてみた。

全員、一気に飲み干した。

作業後は、手も汚れているだろうと思い、
冷たいお絞りも用意していたのだが、
まさか、コードを変えるだけの工事に3人も来るとは予想できず
それは、お蔵入りとなった。

あまりに勢いよくお茶を飲んだので、
「お好きなだけ、おかわりしてください。」
と2リットルのピッチャーをドンと机に置いてみた。

お茶を飲む作業員たちはすっかりくつろいでいて、
また、話題が蜂のほうへと移っていく。

あんまり、蜂のことをいわれるものだから、
私は市役所へ電話をすることにした。

工事が終わったのだから、
てっきり帰るだろうと思っていた作業員たちは
私が電話をしているのをいいことに、

プチ会議を始めたのだった。

工事箇所が2箇所あったことを報告し、
対策を検討し始めた。

客の家で会議始めてどうするよ!

そんな会議が行われている中、
電話で市役所のおじさんとの会話が交わされる。

「蜂の巣の駆除お願いしたいんですが。」
「あ~、そーいうのん、もっと早い時間にいってもらわんと、
こっちも困るんですわ~、今もう15:30まわってるでしょ~?」

あの、終業時間まで1時間半もありますが?

「はぁ、それはどうも、すいません。」
「なんとか、手配しますわ、16:30ごろ伺いますんで・・・。」

なんだ、今日来られるんじゃないか。謝って損した。
なかなか、どうしてお役所仕事とはよく言ったものである。

電話が終わっても、作業員たちは・・・居た。

興味津々といった感じでこっちを見ている。

「あ~、なんか今日来てくれるみたいですわ、
言って来る時間が遅いって、文句言われましたけどね。あはは。」

なんで、私がこの人たちに愛想笑いなんかしてるんだろう、
と思っていると、アトピー隊長がきり出した。

「奥さん、この家だけ、テレビの配線が2箇所あるみたいですね。」

えっ?!ウチだけ??賃貸住宅でそんなことってあるのか?

「多分、前に住んでた人が、増やしていたんでしょう。」
「はぁ、そうですか。」
「じゃ、我々はこれで!」

アトピー隊長はそそくさと出て行った。
「隊長、蜂いないっすよね~。」絹サヤ君は楽しそうに去っていった。
「ども、失礼しました。」目を泳がせながら、イガグリさんも去った。

そっか、もう一回他の家を訪ねるのがめんどくさくなって、

なかった事にしたんだね。

別にどうでもいいや、と思い、
机のほうへ目をやると唖然。

お茶がほぼ無くなっていた。

ピンポーン。
ホッとしたのも束の間、市役所の人がやってきた。

つづく。
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by hakoiri_musume | 2006-06-27 17:31 | どびんのひとりごと

終わった宿題、終わらない伝説

いつも買っているテレビ雑誌に紹介されていた、

ドラえもんの最終回。

↑漫画版をご覧下さい。

少し前に話題になったそうなので、
知っている方も多いかもしれない。

ええ、泣きましたとも!


最終回といえば、電車の回数券がカードになっていて
新しい改札機に通すと、残りの回数がでるのだか、
11回から順に減って、残りの1回は

「最終回」

とでる。

これだけで、何か悲しくなる私。
歳をとるって恐ろしい。
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by hakoiri_musume | 2006-06-23 17:26 | どびんのひとりごと

働き蜂の憂鬱 その3

働き蜂の憂鬱 その1
働き蜂の憂鬱 その2

そこにはアトピー隊長が立っていた。

つづく。








つづき。

無論アトピー隊長というのは、私が勝手につけたあだ名である。

彼は、アトピー性皮膚炎をわずらっているらしく、
顔が赤黒く腫れていて、乾燥のため白い粉をふいて、
眉毛がパヤンパヤンになっていた。

そして、始終、顔を掻いては、
古くなった角質を我が家にばら撒くのであった。

「蜂が居てるの、知ってますか?怖いでしょう?」

やっぱりか。やっぱり言うのか。

「あんなん、市役所に言って、駆除さしたらええんですよ!
あいつら、楽な仕事して、税金泥棒やねんから、それぐらいしてもらわな!!」

なんで、キレてるんだろう。
てゆうか、挨拶なしかい?

公務員を泥棒呼ばわりして、
もし私が公務員だったら、どうするつもりなのだろう。

釘を刺すつもりで
「まぁまぁ、公務員さんも税金は同じように払ってますから。」
と、私が言うと、アトピー隊長は、すこしバツの悪い顔をした。

しかし、絹サヤ君は空気を読める人ではなかった。
「楽な仕事」というキーワードに乗っかっていく。

「僕、それやったらローソンの店長やりたいですわ。
フランチャイズのコンビニ経営って楽そうでしょ?」

甘い。

コンビニ経営って大変そうだよ。
お店と従業員の管理、高いロイヤリティ、
24時間勤務、万引きとの闘い。

場がグダグダになったので、
私はイガグリさんが作業している部屋へ移動した。

絹サヤ君がついて来た。
そして、目ざとくCDの棚を見つけて、営業活動を再開した。

「ご主人は音楽が好きなんですか?クラプトンとかありますね。」
「いえ、それ私のです。」

しまった、適当に流しておけばよかったが、後の祭りである。
サマソニがアツイっすね、などと熱心に加入を勧められたか、
はぁ、とだけ言っておいた。

たかだか十数枚のCDで音楽好きとか思わないで欲しいな、
と思いながら、棚を見返すと、私は凍りついた。

○エリック・クラプトン
○越路吹雪
○ミュージカルCat’s
○愛と青春の旅立ちサントラ
○エンヤ
○JUDY AND MARY
○シンディ・ローパー

戦慄のラインナップである。

ブラジャーとか気にしないで、こっちを隠せばよかった・・・。

こうして私は、絹サヤ君に1本取られる形となったのだった。

つづく。
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by hakoiri_musume | 2006-06-22 16:09 | どびんのひとりごと

働き蜂の憂鬱 その2

働き蜂の憂鬱 その1

絹サヤ君が、的外れな説明を終えるころ、
玄関から、「おじゃましまーす。」と声が聞こえた。

入ってきたのは、
メガネをかけたイガグリ頭の人だった。
年のころは30前後、一般常識は備えている感じだ。
メガネの奥の黒い揺らめきが、
よく言えば「思慮深い」、悪く言えば「腹黒い」といったところか。
ま、業者と客という関係である以上は善良な人である。

イガグリさんは技術職らしく、
「じゃ、工事させてもらいますね。」と
私に一声かけて、淡々と作業を始めた。

絹サヤ君との会話も煮詰まってきたので、
工事の様子を少しのぞくと、
イガグリさんと目が合った。するとイガグリさんが

「蜂、こわくないですかぁ?」

また蜂の話?!

どうやら、工事の基盤の大元がウチの玄関先、
つまり、蜂の巣の真横にあるようで、
数日前からの工事期間中ずっと
得体の知れない蜂におびえながら作業をしていたようだ。

「それじゃ、怖いでしょうから、大家さんにでも相談しておきますね。」
と私が言うと、
「殺虫剤があれば、僕がやりますよ。」ってイガグリさんっっ。

腹黒いとかいってごめんなさい、いい人だ。

その横で、関係ない仕事増やすんじゃねーよって顔をした
絹サヤ君がとても対照的で、返って好感が持てた。

雑談をしながらも、コードを付け替えるだけの工事はすぐに終わり、
さて、それでは・・・となったが

ちょっと待った。

あの、もう1箇所あるんですが。

固まる二人。

ほらね、と私が別室へ案内すると、
「あ、ホントですね、じゃこちらも工事しておきます。」

しかし私は、二人の会話を聞き逃さなかった。

絹 「え?じゃあ他の家も2箇所あるんですかね?」
イ 「そうちゃうか・・・。」
絹 「変えました?」
イ 「いや、他の家はすぐにこっちの扉閉めてしまって・・・。見てないから。」
絹 「全部変えな、まずいですよね。」
イ 「うん、ノイズが上がってくる。」

工事箇所くらい事前に確認してないのだろうか。

そこへ、ガチャリと玄関のドアが開く音がした。
何も声をかけずに入ってきたので、
てっきり昼休み中のすもぞうかと思い、出迎えに行くと、
そこには・・・。

つづく。
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by hakoiri_musume | 2006-06-21 15:41 | どびんのひとりごと

軽くブルー

通勤電車での出来事。

私の正面に、淡いブルーのポロシャツと
同じ色のスラックスをはいたおじさんが大また開きで座っていた。

ヒットラーのちょび髭が似合いそうな、小柄で七三のおじさんだった。

スラックスのお股がパックリ裂けていた。

チャックが開いてたとかではなく、
完全に縫い目が解けている状態で
その奥からは、下着らしきものがのぞいていた。

新手の痴漢行為だろうか・・・。
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by hakoiri_musume | 2006-06-20 11:14 | どびんのひとりごと

働き蜂の憂鬱 その1

突然、私事で恐縮だが、家ではブラジャーしない派だ。

しかし、その日はケーブルテレビの宅内工事があった。
集合住宅の場合ケーブルテレビに加入する、しないに関わらず
全戸のテレビ端子を変えなければならないそうで、
頼んでもいない業者さんが、のこのこ上がりこんでくるという。

まさか、シャラポワ状態で業者さんを出迎えるわけにはいかないし、
変な印象を与えて、会社に帰ってから

「ぽっちり奥さん」

とか変なあだ名を付けられても困るので
厚手のエプロンで胸元をガードして、臨んだのだった。

家のチャイムがなる。
業者から言ってきた訪問予定時刻は
16:00~17:30。

まだ、15:15なんですけど。

ちゅわ~す、と軽い挨拶で入ってきたのは
絹サヤみたいに薄っぺらい感じのイケメンさんである。

開口一番、絹サヤが言った。

「表に蜂の巣あるの知ってます?こわくないっすかぁ?」

蜂の巣があるのは知っていたが、
別に気にも留めていなかった旨を話すと
その蜂はミツバチとかではなく、刺されたら危険な感じのヤツだから
早く何とかした方がいいっすよ、などと、訴えるのだった。

はぁ。と私が気のない返事をすると、
絹サヤは早速ケーブルテレビの説明を始めた。

ケーブルテレビがどんなに素晴らしいかを
説明するのが彼の仕事らしい。

絹サヤは妙に自信たっぷりで、
俺超仕事できる的オーラを出していたが、
私は警戒していた。

自分が男前なのを十分知っていて、
ソレを最大限に利用して生きてきた臭いがしていたからだ。
そういう人に限って仕事をさせたら
並かそれ以下なんてことは往々にしてある。

パンフレットで構造の説明を一通り終えた後それは起こった。

多彩なチャンネルが並ぶページをめくった絹サヤが

ドラゴンボールが観られることをアピールしてきたのだ。

そして、今子供たちの間でドラゴンボールのカードバトルが流行していて
そこから、人気に火がついたと説明してきた。

そこに食いつくとでも思ったのか?主婦の私が。

次に、勧めたのは韓国ドラマ。

まて。年齢層が明らかに違う。

そして、ご主人様にはゴルフと野球、って・・・。

ストライクゾーンをかすりもしない、
なかなかワイルドピッチな絹サヤ君であった。

つづく。
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by hakoiri_musume | 2006-06-19 01:58 | どびんのひとりごと

汝隣人を愛せる?

地域や隣人との人間関係が
希薄になってきているといわれて久しい。

かく言う私も、今の家に引っ越してきて、2年と2ヶ月、

今日、初めて隣人の顔を見た。

仲のよさそうな母娘である。

引っ越してきた当時、菓子折りを持って、
ご挨拶に行ったものの、ことごとく会えずじまいで、

引越し挨拶の菓子折りを3軒分、自分で食べた過去を思い出す。

苦い過去を飲み込み、ここは大人らしく
にっこりと微笑んで「こんにちは。」と声をかけた。

きれいに無視された。

がおおおおお~~~~。
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by hakoiri_musume | 2006-06-15 14:53 | どびんのひとりごと

自問自答

どんな商品でも、企画会議などを通らないと
商品化されないはずなのに、

なんであんな変な柄の服とか売ってるんだろう。

そして、それを買って着てる人が居るんだろう。

まぁ、おけつの見えるパンツ(おぱんつじゃなくて、ズボンのことですよ)
も流行ったりするし、そんなもんだろうか。

いやまてよ、そんな柄が流行ったのなんて聞いたことないぞ。


そうすると世の中って広いな、とか思うのである。
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by hakoiri_musume | 2006-06-14 03:08 | どびんのひとりごと

見込み違い

いつも、仕事量はあるていど会社が予測しているのだが、
なんか、今年は予測が外れて、未だに忙しくしている。

今日も、洗濯機を2回まわしてみた。

家具の配置をちょっぴり変えた。

炊飯器でホットケーキを焼いてみた。

これがモチモチしておいしかった。


そろそろゆっくりしよう。

そう、思えば出来てしまう、幸せ。
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by hakoiri_musume | 2006-06-12 17:21 | どびんのひとりごと

こぼれたミルクを嘆いても仕方ない

今週は仕事が忙しく
今日あたりがピークだと思われるが、

部屋の模様替えをした。

今週は仕事が忙しく
今日あたりがピークだと思われるが・・・してしまった。

あと、洗濯機も2回くらいまわして、
冬物や、コタツ掛けなどを洗ったりもした。
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by hakoiri_musume | 2006-06-09 22:54 | どびんのひとりごと

どびんが書いています。足跡を残してくださると、想像以上に喜びます。
by hakoiri_musume
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