どぶろぐ。

まぁまぁの日

私がホームに降り立つと、
私の乗ってきた普通電車と隣の急行電車がほぼ同時に駅を出発した。

改札に向かって私が歩き始めると、
背後から男の子の声がした。

「急行に負けんなよ!バイバイー!!」

彼の定めたゴールがどこなのかは知らないが、
速さを競うならば、普通電車の負けは
数十メートル先で各停いや確定だなのだが、
あまりに真摯なその声に、とてもさわやかに気分になった。


改札を出ると、すぐ横にマクドナルドがある。
フラッと立ち寄ると、部活の帰りなのか、
大きなカバンにジャージ姿の学生でいっぱいだった。

自動ドアが開いて、その光景が見えた瞬間に
そのまま立ち去ろうかとも思ったが、
空腹感も手伝って、私はレジの方へ吸い寄せられた。

店内が満席っぽかったので、テイクアウトの注文を済ませ、
しばらく待っていると、学生たちの声が耳に入ってくる。
店内掲げられた期間限定商品のポスターを見て、
なにやら、おしゃべりしているようだ。

「俺、これ食べたいねんけど、この大根みたいなヤツが食べられへんねん。」

それ、レンコン。

学生たちは、興味なさそうに「ふーん。」と相槌を打っていた。

私は、なんだか不完全燃焼のまま店を後にした。


路地を歩いていると、左手にある空の駐車場の壁に向かって
仁王立ちをしているおじさんが目に入った。

あ、絶対見たくない。

と思い、目線を右前方に固定して通り過ぎたのだが、
ジョボジョボという不快な音が私に耳にまとわりつく。

とっても、嫌な気分になった。


その足で、スーパーに立ち寄った。
軽く買い物をして、会計を済ませると、
そのスーパーはその日が仕事始めだったらしく、
レジのおばちゃんが、ちょっと照れながら、

「おめでとう。」

と言った。
なんで照れているのかよくわからなかったけど、
私もつられて「おめでとう。」と返した。

お客さんにタメ口なのはどうかと思うが、
勇気を振り絞って声を出した感じのおばちゃんに好感が持てた。

少し暖かい気持ちで帰宅した、そんな一日。
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by hakoiri_musume | 2007-01-10 23:41 | どびんのひとりごと

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